この記事では、2年前に購入したCS2の武器スキンが10倍以上の値段で売れた話をしていきます。経験から学んだこととともに共有していきますので、ちょっとした面白小話程度にゆるく見ていってください。
※この記事はCS2(Counter Strike 2)の話を多く含んでいます。
事の経緯について
当時、2023年9月28日にCSGOはCS2に名を変え、ついでにグラフィックなどの変更が行われました。当時からCSGOはちょっとだけやっていたので、CS2になってからどんな風に様変わりしたのか気になって、そこからしばらくプレイしていました。そんな折、事件が起きたのです。
CS2を遊んでいたら黒い箱が出た
CS2はweekly dropという、週1回だけ武器の見た目を変えられる「武器スキン」や「開けるとスキンが入っているケース」を入手するチャンスがあります。そこで手に入る品は大抵数十円~高くても数百円程度でSteamマーケットで売ることができる価値を持つものなのですが、その日ドロップしたものはいつもとは違う黒い箱でした。
黒い箱について

出てきた黒い箱の正体はこれです。名をCS:GO 武器ケース(CS:GO Weapon Case)といい、このケース自体は元々CSGOがリリースされてから最初のケースだったようです。そんな古くからあるケースがプレイしていた2023年ごろにぽろっと出たわけですね。
このケースは登場したのが2013年1月8日なのですが、2025年10月12日現在の価格は….。

まさかの約17000円。
このボックス自体ドロップが極めて低確率らしく、供給が少ないので価格が高騰しているんだとか。一時期25000円に到達しそうになってるのもすごいですね。
私が手に入れた2023年10月の価格は15000円ほどで、もろもろの手数料を差し引いた結果、売却益として13000円分のSteamウォレットを手にしたわけです。

ケースの売却益で、安いけどかっこよさげなスキンを買った
CS2内でろくなスキンを持っていなかった私。早速手に入れた13000円を使って安めだけどかっこいいスキンを買おうと考えました。
youtubeにはあらゆるスキンを紹介する動画があり、スキンの金額とゲーム内でのスキンの見た目を確認することができます。ゲーム内で特に使っていた武器であるM4A1やAWP、Desert-Eagleなどのスキン動画を片っ端から見て、見た目のかっこよさに対して値段がまだ高くないようなスキンをいくつか購入しました。

先日、久々に見たCS2のスキン価格に驚く
それからしばらくCS2をプレイしなくなっていたのですが、久々に硬派なFPSゲームがやりたくなった私は、アンインストールしていたCS2を再びダウンロードし、プレイし始めたのです。
プレイ中、ふとインベントリの中身をチェックしたとき、一瞬桁を間違えたかと思うほど、値上がりしているスキンがありました。それがこいつです。

M4A1のスキン「Buzz Kill」の未使用(FN)です。当時約8000円で買ったこのスキン。2025年10月13日現在の価格はこちら。

ほぼ11万円です。
このスキンが高騰していることに気づいた2025年10月6日でも90000円ほどで取引されており、買った金額である8000円よりも10倍以上の価格で取引されていたのです。
このスキンに90000円の価値は感じない私は、すぐさま売却。諸々の手数料を差し引いた結果…。

80000円分のSteamウォレットを手にすることができました。
CS2のスキンはなぜ高値で取引されるのか
スキンが高値で取引される4つの理由
結果的にかなり儲かったわけですが、なぜこんなにもCS2のスキンは高値で取引されるのでしょうか。単純なスキンとしての需要にしては高騰しすぎているように感じます。様々なウェブサイトでの調査や、AIによる解答によると、大まかに以下の理由が挙げられるようです。
- 現金と交換できる資産性
- 希少性を保つ供給設計
- 投機とSNSの影響
- 経済・心理的要因
一つずつ説明していきます。
現金と交換できる資産性
CS2のスキンはSteamでSteamウォレットと引き換えに取引することができますが、外部サイトを使うことで現金化することが可能らしいです。その結果、スキンはただのゲーム内アイテムではなく、デジタル資産としての側面を持つようになりました。
※外部サイトによるスキンの取引はSteamの規約上、アカウント停止の可能性があるようです。また、日本ではスキンの現金化は法律上’グレーゾーン’のようです。スキンの現金化は完全自己責任であることをご理解ください。
希少性を保つ供給設計
CS2の運営元であるValveはスキンの供給量をコントロールしているようです。
一例として以下のようなものが挙げられます。
- 古いケースはドロップしなくなる
- 新しいケースは一定確率でしかでない
- スキンごとの摩耗度などの調整
このように、意図的に希少性を維持する構造があるため、スキンは値上がる傾向にあるようですね。
投機とSNSの影響
各種SNSでは、スキンの値上がりを自慢するような投稿が話題を呼び、単純な値上がりを期待するような投機的な層がスキンを購入し、その結果さらに価格が高騰するような状況になっているようです。
先ほど私が売って儲けたと言ったBuzz Killというスキンですら、価格推移をみるとここ数か月中の急騰が見られます。下記は先ほど載せたBuzz Killの価格推移のグラフです。

2024年~2025年にかけては全体的にスキンの急騰が見られており、「スキンバブルなのでは?」といった声もあります。
経済・心理的要因
近年、現実世界では現金のインフレが加速しており、価値の保存先としてスキンを選ぶという層がいる説があります。
わざわざインフレ対策として株や債券ではなく、ゲームのスキンを選ぶとは思えないから私はいささかこの説は懐疑的ですが、面白いので載せてみました。
スキンの現金化は法律上グレーゾーン
先ほどちらっと触れましたが、スキンの現金化は外部サイトを利用することで可能ではあるのですが、特に日本国内では法律上グレーゾーンで、最悪違法な場合もあるそうです。
“資金決済法”や“賭博罪”に抵触する可能性
日本の法律では、スキンのようなデジタルアイテムを第三者間で金銭取引する行為が、「仮想通貨・電子マネー類似取引」や「賭博的取引」に該当する可能性があります。
資金決済法(第3条)
→ 通貨代替物を取引するには登録が必要。外部サイト運営者が無登録なら違法。
賭博罪(刑法185条)
→ ゲーム内ランダム要素(ケース開封)で得たアイテムを換金すると、賭博行為と解釈される余地あり。
日本はギャンブルなどに厳しい規制がかかっていますから、こうした取引は賭博行為としてみなされる余地があるようです。
税務上、スキンの売却益は課税対象
仮に外部サイトで売却したとしても、得た利益は「雑所得」となり、課税対象です。つまり確定申告が必要となり、しなかった場合は脱税扱いとなります。
※Steamの利用規約上では、Steam外のサイトを使って取引してはならないという記載があります。外部サイトを使って取引した場合、利用規約にも違反し最悪アカウント停止ということにもなります。
まとめ
長々と経験談やらを書きましたが、要するにCS2のスキンはもはや一種の資産としての側面があるということですね。お値打ちで見た目のいいスキンや、人気の高いスキンは今のうちに買っておいて今後高くなったら売るというのも面白そうです。
しかしながら、外部サイトを用いたスキンの現金化はSteamの規約違反や法律違反となるリスクがあります。
Steamでの売買であれば問題なくできますので、取引する場合はSteamを利用することを強くおすすめします。日本でCS2をやっているコアな人は多分ゲーマーでしょうから、Steamウォレットはどうせ使うでしょうし、たかだか取引して数万円を現金化するためにリスクを負うメリットは薄いと思います。
今回の記事は以上です。面白いと思った方はLottleNotesをブックマークにでも登録しておいてくださいね。それでは。

